フリーランスPMの開発日記

フリーランスSEとして、PM(プロジェクトマネージャー)をしています。仕事とか、アプリ開発とか、サークル運営とか。自由気ままに。

メトリクス集計って? サービス改善のために、見るべき数字を決めよう!

f:id:ginoginogi-no:20200325224628j:plain

 

今日はアプリ開発の話でも。

 

プロフィールにも少し書いたんですが、

いま、前の会社のSE2人と、アプリ開発をしていまして。

 

目的は「勉強のため」なので、結構シンプルなやつを作っています。

その中での勉強内容を、書いていこうかな、と。

 

 

今回の表題は、「メトリクス集計」。

 

事の発端は、共同開発者のこんな一言。

「メトリクス集計とかやって、サービス改善していきたいね」

 

ふむ。

 

・・・

 

メトリクス集計って、なんだっけ?笑

 

 

ということで、今日はメトリクス集計について書いていきます。

 

※経緯を割と詳細に書いているので、結論が観たい方は「まとめ」に飛んでね。

そもそもメトリクス集計とは?

ということで、もう少し詳しく聞いてみた。

 

「色んな数字を見える化して、数字を見ながらサービス改善につなげる感じ」

とのこと。

 

なるほど。

ダウンロード数とか、アプリユーザー数とかのイメージかな?

 

ここで僕は考える。

KPIと一緒・・?」

 

ということで、メトリクスKPI(Key Performance Indicator)の違いについても調べてみました。

(これは別記事として書きます。いずれ。)

 

ここでは結論だけ述べると、

メトリクス:サービスに関して取ることができる、ありとあらゆる数字

KPI:メトリクスの内、目標達成に影響する数字

という違い、とのこと。

 

ちなみにKPIは、KGI(Key Goal Indicator)を元に決めるのが基本らしい。

目標の数字を決めて、それを達成するための数字がKPI、って感じですね。

 

ただ、今回は勉強のための開発なので、

「サービスを形にし、リリースすること」が目的です。

なので、リリース後の具体的な目標はまったく決めていません。笑

 

 

ということで、一旦リリース後の目標は

「たくさんの人に使ってもらうこと」とします。

 

(ホントは、定量的かつ明確に決めるものなので、

仕事でこんなことやったら、めっちゃ怒られそう)

 

今回は、目標がゆるふわ〜なため、

  1. メトリクスをリストアップ
  2. 目標達成に関係しそうな数字をKPIとする

みたいな流れで考えていきます。

 

見るべき数字はこれだ!メトリクスとKPI一覧

まずは、メトリクスから。

今回、以下のような仕様のサービスを作っています。

 

・公式Twitterのツイートに、URLが貼ってある

・ユーザーはツイートを見て、URLからWebサイトにアクセスする

・アクセス先でチャットが可能

(サービス内容はいずれ詳細に書きます)

 

ということで。

・ツイートから、たくさんの人がアクセスする

・Webサイトをたくさんの人が使う

が叶えば、「たくさんの人に使ってもらうこと」という目標が達成されそうな気がします。

 

Twitter

Twitterで取得できる数字は、TwitterAnalyticsというサービスに準拠しました。

blog.comnico.jp

このあたりを参考に、取れる数字(メトリクス)をリストアップしてみましょう。

 

・インプレッション数(=他ユーザーから見られた数)

・エンゲージメント率(= x / インプレッション数)

 ※ x=クリック数、リツイート数、返信数、フォロー数、お気に入りの回数

・オーディエンス(見てる人たちの関心・特性など)

 

こんな感じかな?

 

 

で、これらの中から、目標に影響しそうな数字を選んでいく。

 

・インプレッション数(=他ユーザーから見られた数)

・エンゲージメント率(= x / インプレッション数)

  ※ x=クリック数、リツイート数、お気に入りの回数

 

このへんかなー。

 

KPI選定については、サービスローンチ後に

実際の数字を見ながら適宜修正していきましょう。

 

Webサイト

 次に、Webサイト。

 

こちらは、

・Webサイトにたくさんアクセスする

・チャット機能をいっぱい使う

 という観点から考えて行きましょう。

 

Webサイトへのアクセスについては、Google Analyticsを使うことにしましょう。

PV数、UU数、滞在時間、ユーザー特性等が見れる、優れものですねー。

Googleという、巨人の肩の上に乗っかりましょう。

 ありがたや。

 

 

では、チャット機能について。

チャット機能がいい感じに使われているか?を判断するための数字を取りたいですね。

 

ここは完全にアイデアベースですが、

メトリクスとして、以下のものを考えました。

 

・チャットのやり取り数

・チャット開始〜終了までの時間

・チャット間隔(→どんな使われ方をしてるのか)

・よく使われてる時間帯(アクセスされてる時間ではなく、チャット機能が使われてる時間)

 

こんなもんかな?

そのままKPIになりそうな気がします。

 

共同開発者の考えも参考に、適宜追加していきましょう。

 

まとめ:メトリクス一覧と今後の動き

ということで、まとめ。

メトリクス一覧はこちら。

 

Twitter

・インプレッション数(=他ユーザーから見られた数)

・エンゲージメント率(= x / インプレッション数)

 ※ x=クリック数、リツイート数、返信数、フォロー数、お気に入りの回数

・オーディエンス(見てる人たちの関心・特性など)

②Webサイト側

・チャットのやり取り数

・チャット開始〜終了までの時間

・チャット間隔(→どんな使われ方をしてるのか)

・よく使われてる時間帯(アクセスされてる時間ではなく、チャット機能が使われてる時間)

 

(あと、Google Analyticsの情報全部)

 

まずはこんなところ。

色んな意見を参考にブラッシュアップしていきましょう。

 

 

今後のやることは、ざっとこんな感じですかね。

  • KPI選定:サービス開始してからかなあ。
  • 見せ方を考える:BIツールとか参考にする感じ?
  • 分析手法を考える:まずは目標数値を明確に決めて、相関とか取っていく感じかね

 

ってことで。

一旦、メトリクス集計は完了。

 

 

※あとがき

さくっと書くつもりが、約2,500文字。

書きすぎたなー。笑

 

ただ、思考のプロセスって需要があるんじゃないか?みたいな考えから

できるだけ詳細に書くようにしています。

 

(このへんの話も、いずれブログで書きたいな。

「思考のプロセス」の価値とは?みたいな。)

 

 

では、また次回。