メトリクス集計って? サービス改善のために、見るべき数字を決めよう!
今日はアプリ開発の話でも。
プロフィールにも少し書いたんですが、
いま、前の会社のSE2人と、アプリ開発をしていまして。
目的は「勉強のため」なので、結構シンプルなやつを作っています。
その中での勉強内容を、書いていこうかな、と。
今回の表題は、「メトリクス集計」。
事の発端は、共同開発者のこんな一言。
「メトリクス集計とかやって、サービス改善していきたいね」
ふむ。
・・・
メトリクス集計って、なんだっけ?笑
ということで、今日はメトリクス集計について書いていきます。
※経緯を割と詳細に書いているので、結論が観たい方は「まとめ」に飛んでね。
そもそもメトリクス集計とは?
ということで、もう少し詳しく聞いてみた。
「色んな数字を見える化して、数字を見ながらサービス改善につなげる感じ」
とのこと。
なるほど。
ダウンロード数とか、アプリユーザー数とかのイメージかな?
ここで僕は考える。
「KPIと一緒・・?」
ということで、メトリクスとKPI(Key Performance Indicator)の違いについても調べてみました。
(これは別記事として書きます。いずれ。)
ここでは結論だけ述べると、
メトリクス:サービスに関して取ることができる、ありとあらゆる数字
KPI:メトリクスの内、目標達成に影響する数字
という違い、とのこと。
ちなみにKPIは、KGI(Key Goal Indicator)を元に決めるのが基本らしい。
目標の数字を決めて、それを達成するための数字がKPI、って感じですね。
ただ、今回は勉強のための開発なので、
「サービスを形にし、リリースすること」が目的です。
なので、リリース後の具体的な目標はまったく決めていません。笑
ということで、一旦リリース後の目標は
「たくさんの人に使ってもらうこと」とします。
(ホントは、定量的かつ明確に決めるものなので、
仕事でこんなことやったら、めっちゃ怒られそう)
今回は、目標がゆるふわ〜なため、
- メトリクスをリストアップ
- 目標達成に関係しそうな数字をKPIとする
みたいな流れで考えていきます。
見るべき数字はこれだ!メトリクスとKPI一覧
まずは、メトリクスから。
今回、以下のような仕様のサービスを作っています。
・公式Twitterのツイートに、URLが貼ってある
・ユーザーはツイートを見て、URLからWebサイトにアクセスする
・アクセス先でチャットが可能
(サービス内容はいずれ詳細に書きます)
ということで。
・ツイートから、たくさんの人がアクセスする
・Webサイトをたくさんの人が使う
が叶えば、「たくさんの人に使ってもらうこと」という目標が達成されそうな気がします。
Twitterで取得できる数字は、TwitterAnalyticsというサービスに準拠しました。
このあたりを参考に、取れる数字(メトリクス)をリストアップしてみましょう。
・インプレッション数(=他ユーザーから見られた数)
・エンゲージメント率(= x / インプレッション数)
※ x=クリック数、リツイート数、返信数、フォロー数、お気に入りの回数
・オーディエンス(見てる人たちの関心・特性など)
こんな感じかな?
で、これらの中から、目標に影響しそうな数字を選んでいく。
・インプレッション数(=他ユーザーから見られた数)
・エンゲージメント率(= x / インプレッション数)
※ x=クリック数、リツイート数、お気に入りの回数
このへんかなー。
KPI選定については、サービスローンチ後に
実際の数字を見ながら適宜修正していきましょう。
Webサイト
次に、Webサイト。
こちらは、
・Webサイトにたくさんアクセスする
・チャット機能をいっぱい使う
という観点から考えて行きましょう。
Webサイトへのアクセスについては、Google Analyticsを使うことにしましょう。
PV数、UU数、滞在時間、ユーザー特性等が見れる、優れものですねー。
Googleという、巨人の肩の上に乗っかりましょう。
ありがたや。
では、チャット機能について。
チャット機能がいい感じに使われているか?を判断するための数字を取りたいですね。
ここは完全にアイデアベースですが、
メトリクスとして、以下のものを考えました。
・チャットのやり取り数
・チャット開始〜終了までの時間
・チャット間隔(→どんな使われ方をしてるのか)
・よく使われてる時間帯(アクセスされてる時間ではなく、チャット機能が使われてる時間)
こんなもんかな?
そのままKPIになりそうな気がします。
共同開発者の考えも参考に、適宜追加していきましょう。
まとめ:メトリクス一覧と今後の動き
ということで、まとめ。
メトリクス一覧はこちら。
①Twitter側
・インプレッション数(=他ユーザーから見られた数)
・エンゲージメント率(= x / インプレッション数)
※ x=クリック数、リツイート数、返信数、フォロー数、お気に入りの回数
・オーディエンス(見てる人たちの関心・特性など)
②Webサイト側
・チャットのやり取り数
・チャット開始〜終了までの時間
・チャット間隔(→どんな使われ方をしてるのか)
・よく使われてる時間帯(アクセスされてる時間ではなく、チャット機能が使われてる時間)
(あと、Google Analyticsの情報全部)
まずはこんなところ。
色んな意見を参考にブラッシュアップしていきましょう。
今後のやることは、ざっとこんな感じですかね。
- KPI選定:サービス開始してからかなあ。
- 見せ方を考える:BIツールとか参考にする感じ?
- 分析手法を考える:まずは目標数値を明確に決めて、相関とか取っていく感じかね
ってことで。
一旦、メトリクス集計は完了。
※あとがき
さくっと書くつもりが、約2,500文字。
書きすぎたなー。笑
ただ、思考のプロセスって需要があるんじゃないか?みたいな考えから
できるだけ詳細に書くようにしています。
(このへんの話も、いずれブログで書きたいな。
「思考のプロセス」の価値とは?みたいな。)
では、また次回。